「この次は、下着は穿かないで♪」
この次って、いつ!?
って、もぉ期待してる俺。
俺は、毎朝パンツを穿かずに背広を着た^^
でも・・・
俺の期待を裏切るように、簡単に女は現れなかった。
週末近くの朝。
今日、女が来なければ一週間、音沙汰無し・・・
ノーパンも今日で終わり・・・そう思ってた朝。
女の手が、股間に伸び無防備なペニスを捕まえられた。
何処か、待ちわびた感触(笑)
俺は人の死角になるように、カラダを回転させた。
女の手は、遠慮なくジッパーを下げ
直に、ペニスを握りしめた。
思わず、アナルがキュッと締まる。
無防備だったペニスは、一気に熱く火照り始めた。。。
ジッパーの中に 遠慮なく入り込む女の手は、
逆手で ペニスを捉え ゆっくりニギニギしながら、
細い指が くすぐる様に撫で回した。
( 気持ちイイ・・・)
羞恥な事をされてるのに、気持ちイイと感じてる俺。
思わず、女の手を掴み寄せ抱きしめたくなる衝動にかられた。
俺の様子を見た女は、
このままじゃ この場では無理、って思ったのか手を引っ込めた。
寸止めだっ。。。
ジッパーを閉められたズボンの中で
ペニスはテントを張ったまま・・・怒りを増していた。
俺の降車駅。。。
俺は女の手を取り、一緒に車両から引きずり出した。
「どう言うつもり?・・・」
俺の問いに答えようとしない女。
「起ってたね。。。」
「出したかったでしょ?」
「でも、電車の中じゃ無理よね。。。^^」
そう言って、クスクスと笑った。
俺は、その笑顔にイラっと来た。
「連絡先教えてよ。」
「なんで?・・・」
「俺に火を点けたんだから、後始末して貰わないと・・・」
「・・・アタシが欲しいの?」
朝の通勤電車。
また、ポイント交換で車両が揺れる・・・
その時がチャンス。
揺れた車両、俺のペニスをギュッと握る手。
俺は、その手を逃がさなかった。
その手の上に自分の手を重ね、一緒にペニスを握った。
混んだ車両の中で、誰にも知られず誰にも気が付かれず・・・
俺の手と重なった手は、やはり女の手。
細い指の、触り心地がイイ手。
俺は、その細い指を強めに握った。
「イタっ!・・・」
「あっ、すいません。」
つい、謝ってしまった俺(汗)
謝る事なんてしてないのに・・・(苦笑)
女は、やっぱり、あの後ろにいつも居た女だった。。。
女は、俺の耳元で・・・
「ごめんなさい。もぉしませんから・・・」
そう言った。
俺は何を思ったのか・・・
女の手を自分の股間に引っ張り、ペニスの上に誘った。
俺の顔を見上げる女。
「いいの?・・・」
そんな目線を俺に送る。。。
ゆっくり、ズボンの上から撫でる手。
正体もわからない女なのに、俺は痴女に協力してる(笑)
女は、ジッパーを下げ、パンツの上から
熱くなったペニスを撫でた。
いつもは半起ちだけど、この日は正しく勃起だ。
気持ち良く撫でられるペニス、イイ感じに揺れる車両は、
ソレを助けた。
降車駅が近づくと、女は俺の背広のポケットに メモらしきモノを押し入れた。
えっ? もしかして電話番号とかアドレスとか?^^
俺はホームに降りて、すぐにそのメモを見た。
「この次は・・・下着は穿かないで♪」
そぉ.....書いてあった。。。
通勤電車は、誰もがリピートするように
同じ時刻、同じ車両、同じドアから乗車するだろう。
通勤のルーティーン、俺もそうだった。。。
翌日も、俺は同じ時刻の電車に乗り
同じ場所に乗車した。
翌日は、いつもと同じで ハプニングも何も無い通勤電車。
どこか、何かを期待してる俺ww
何も無かった事に、軽く落胆する自分に 苦笑した^^
その翌日は、その期待も無く
至って普通に乗車。
すると、また あの手に俺の股間のペニスを狙われた。
ドキドキしながら、周囲を伺う。。。
斜め奥の男と目があった。
俺が、気持ちイイ顔でもしてたんだろうか?(汗)
俺の様子を伺う様な目。でも、あの距離じゃ無理(笑)
斜め後ろに女。
カラダを回転し、その女の方にカラダを向けると
手は離れ、素知らぬ顔をして目線をスルーされた。
(・・・この女じゃ無いのか?)
いつものポイント交換で、ガタンっと大きく車両が揺れた。
グッとペニスを握られ、すぐに手は離れた。
「ごめんなさい♪」
車両の揺れで、もたれ掛かって来た女が詫びた。。。
「容疑者?・・・」
イヤイヤ 確信は無い。
間違ったりしたら、大変な事になる。
でも内心 俺は、この女だったらイイなぁ・・・
なんて、邪な想像もしたりした。
当然、この日の俺も・・・半起ち(苦笑)
一週間、この間に2回、俺はチ〇ンにあった。
毎日では無い、毎日乗車しない?犯人!
俺は、この次には反撃に出ようと思った。。。
電車の、連結部近くに陣取り、
寄りかかるカラダを、上手に電車の揺れに合わせながら
スマホで、今日のニュースに目を通す。
ソレが、俺(克也)の日課。
サラリーマン生活も手馴れたもんだ。。。
それに、手を下ろしているより
上げてる方が、男にとっては都合がイイ。。。
チ〇ン冤罪とか、どんな災難があるか解らないしww
そんな、ある日・・・
混んだ車内で、揺れに合わせるように
俺の股間が何かに当たる。
当たると言うより・・・抑え込まれてる!
俺は、カラダの向きをゆっくり回転し 向きを変えた。
一瞬離れたものの、また 抑え込まれてる!
『手?』
そうだ、誰かの「手」だ。
あぁ~! パニック!
俺は、チ〇ンにあってる!
俺は男だぞ!
って事は、相手は女?
イヤイヤ 待て待て・・・
相手は、バイって事もあり得るゾ・・・
どうせなら女の方がイイ。。。
俺の頭の中は、色んな想像が蠢いた。。。
30分間、このまま?
そんなのヤバいぜ・・・(汗)
スマホを見るフリをしながら、周囲を警戒?(笑)
俺が女性だったら・・・むんずと触れてる手を掴み
「チ〇ン!!」って騒いだりするんだろうけど・・・
その勇気、男の俺には無い。。。(苦汗)
色んな想像をしてた脳内は落ち着かず・・・
当然、ペニスは普通の状態では無くなっている。
そんな事を気にしてると、ガタン!っと大きく車両が揺れた。
ポイント切り替え、いつもの事だ。
でも、その揺れにこうじて グッとペニスを握られた感覚。
「ァツ・・・ッ・・・」
思わず声が出てしまった(汗)
(ヤバイ・・・。)
周囲をチラチラと目線を流すと・・・
「ごめんなさい。」そう言って謝る女性が居た。
「あっ、いえ・・・」
この女が痴女?
まさか、聞くわけにも行かず・・・
ただ車両が揺れて、カラダが触れたから謝ったのかもしれないし・・・
股間の手は、触手の様に出たリ引っ込めたり・・・
そんな、可笑しな体験をした朝。
降車駅で、押し出されるように降りた俺。
股間のペニスは、半起ち。。。ほんの少し濡れてる感覚があった(苦笑)
乱れ絡み、纏わり付く様に交合う Sex。
ぶつけ合うカラダと気持ち。
攻める欲望も、受ける淫欲も・・・
交り合い溶けあった。
後味のイイ Sex。
リードする側 される側。。。
ソレは、時にせめぎ合いながらも 2人の関係を深めた。
優しく触れる指が、由美子の稜線をなぞり
優しく触れるクチモトが、男のカラダを這う。
突き上げられる刺激に、抑え捕えるように飲み込む蜜壺。
喘ぎと吐息が乱舞した。。。
以前、男が言った セリフ。。。
「男が悦ぶ事って、従順な事だけじゃないよ。」
「男は単純な生物だし、どっちが優位って事は無いと思うぜ」
「お互いのしたいSex して貰いたいSex。」
「感じて感じさせて、一致してないと 楽しめないしな。。。」
「Sexは 楽しくて気持ちイイものだから・・・」
「って・・・
そう言う俺も、フデオロシしてくれた
お姉さんの受け売りなんだけど
妙に 納得出来ちゃってさ。。。^^」
この時、目から ウロコの由美子だった。
自分の性癖でさえ、よく解ってなかった時期。
尽すだけで、自身で楽しんでいなかったかもしれない・・・
そう、気づかせてくれたのは この男。
この男は 『 中村義一 』
あの、「紅蓮の花」 に出てきた男(笑)
由美子は・・・
あの滝沢女史 『滝沢由美子』 (笑)
イイ関係が構築されてた2人。
この2人の 破局の原因は・・・
お互いに生涯、離れられない存在の相手。
でも、『守りたい相手では無くなった』 って事だけ・・・(笑)
社会常識って言う箱に 収めるのでは無く
大袈裟に言うと、お互いを尊重し合える相手だと気づき
現在に至ってる・・・(笑)
初心で、男の免疫が無かった滝沢。
義一の言った・・・
「お前のカラダが淋しがったら、俺が抱いてやるから」
「お前も 俺を抱いてみないか?」
そのセリフが、未だ継続中で、
滝沢を変えた、一言だった。
また、抱きたいと・・・
また、抱かれたいと・・・
何度でも・・・
ーEND-