100％の納得では無いスタートだったが
美由紀は今まで想像もしなかった経験を自らチャレンジしようとしてる。
自分の知らない自分を見つける目的もあると･･･

納得をしてくれたものの
相手をどぉするか・・・選任は難しい･･･
誰でもイイって訳にはいかない。
他人だからこそ、僕が納得した相手
美由紀が臆する事無く、身を差し出せる相手が必須だ。


最初の他人棒
誰に白羽の矢を立てるか・・・悩んだ。
パパさんに相談すると、

P「俺が役に立てるといいんだけどな・・」
P「今は、ダメだな・・・・・」
P「正人が信頼できるってヤツの中から選べ」

最初の男は、パパさんに頼むのもありかと思ってたから
計画にズレが生じた。

友人の顔が何人も浮かぶ。。。
だが、ネトラレを理解して貰わなければ相手にすることは出来ない。
全く素性も知らない相手なら、後腐れは無い
だが万が一、美由紀が傷つくような事があってはならない。


僕は、昔からの親友の山根に照準を当てた。
美由紀もよく知ってる山根だ。
アイツなら･･･アイツは転勤族で　今は近隣の県にいる。
たまに出張で来たと言っては、我が家に顔も出す。
いつも美由紀を褒めてくれて、｢正人には勿体無い」と良く言っている。
多分、美由紀も満更でもないハズ。

僕は山根にコンタクトをとった。
内容を説明し、数日後会って顔を付き合わせ口説いた。
美由紀には、事前に山根の事は話はした。
美「正人の前で山根さんと・・・」
美「アタシ、どうなるかな・・・」
期待５分　不安５分。

ありのまま、美由紀が感じるままに
僕の事は視界から消し、脳裏から剥がせばいい・・・。




山「正人いいのか？　本当にいいのか？」
山「俺にとって、美味しい話みたいだけど、
　　友達だからこそ、トラブルはゴメンだぜ。」

トラブルは無い。僕は勿論、美由紀も納得している。

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