ソコへ、もう1人の男が近寄って来た。
誠 「君は僕の友達って事になってるから・・・」
誠 「他の連中は、なにも知らないから安心して・・・」
と耳打ちされた。
男 「誠さん、始まってますよ。お客様もお見えですよ。」
男 「あっ、彼女 目が覚めたんですね♪」
男 「こちらの お友達も一緒に出て貰ったらイイのに~」
誠 「いや! 彼女はそういうじゃないんだ!」
誠 「あちらのお客様とは違うから・・・」
私 「なんかお忙しい時に、来ちゃったみたいですね」
私 「すみません。。」
誠 「いやいや、気にしないで。ぜんぜん構わないから・・・」
と爽やかに笑った。
誠 「・・・にしても、ローブのままじゃねぇ・・・」
と、また笑われた。
側にいた男に
誠 「ねぇ、彼女に着る物用意して」
私 「誠さん、私、彩子です。あやと呼んで下さい」
どさくさに紛れて、短い自己紹介をした。
男が側に来て
男 「僕がチョイスしていいですか?」
と、上から下まで眺めるように私を見た。
部室に用意された服を着みると・・・。
コレは?・・・
ロングの薄紫のオーガンジーの絹衣のようだった。
下着は丸見えになるほど、透けている。
用意された下着はTバック1枚。
着替えてみたものの、恥ずかしくてガウンを重ね着した。
ドアをノックされ開けてみると、さっきの男が立っていた。
男 「やっぱり、良く似合う♪ 俺センスあるぅ~~♪」
と、はしゃいでいた。
私 「あのぉ、誠さんは?」
男 「誠さんは会場です。ちょっとしたパーティがあって・・・」
私 「そうですか、お忙しいんですね。」
男 「良かったら、貴女も参加しませんか?」
私 「あっ、私、彩子と言います」
男 「そっか、彩ちゃんか♪」
男 「誠さんのお友達なら、参加しても全然OKですってば」
男 「そのドレス、すっごく似合ってるし♪」
っと、半ば強引に会場のフロアに連れて行かれた。
暗幕をくぐると、ソコは異空間だった・・・。
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