そこに、彼がやってきて、
須　「どうしたんだ。。気分良くないのか？・・・」
私　「いいえ、一寝入りしたけど酔いが冷めなくて、風にあたってます。。」
須　「そうか。。ぬる目の風呂にでも入って　のんびりするといいよ。。」
　　「じゃ！･･･」
そう言って、席を立とうとした。

アタシは･･･
　　「良かったら、おシャベリしませんか？･･･」
　　「僕は、かまわないけど･･･いいのかな？･･･」
　　「ぜんぜん、イイですよ。。」

それで、たわいのない話をした。
呑んでるせいか　ちょっとだけ、男と女の話も･･････

結構、時間がたって、酔いも醒めた頃･･･。



須　「もう、休まないとね。僕は風呂にでも行ってくるよ。。。」
私　「あっ♪　アタシも、お風呂行こ～っと･･･
　　　　　　　　　　男女別ですけど、一緒にいきましょうか？･･･」
そう言うと、
須　「アハハ、うん。　それも洒落てるね･･･」

そう言って、二人で風呂に向かった。。。
もう、すでに深夜。。。2時になろうとしてる時刻。。。
大浴場も、ガラガラ･･･
男女の浴室の脇に「貸し切り家族露天風呂」の札があった。

アタシは
「家族露天風呂なんて、あるんだぁ･･･1人で入っちゃおうかな？･･･」
みると、勿論　空いてる。
こんな時間に、家族では入らないしね。。。



「須崎課長、空いてますよ。一緒に入っちゃいますうぅううう」って
冗談交じりで言ってみた。
特別、欲情したワケでもない･･･(人のモノだし･･････)
でも…正直、興味があったのは事実。。。
まぁ、相手にされる事も無いと思ってたの･･･


でも、彼･･･
「入るか！･･･」小さな声で、テレながら茶目っ気たっぷりに言った。



露天風呂は家族用･･･小さい。。。
二人で、ピッタリ寄り添って入る大きさ。

「なんか、テレますね･･･」そう言って
先に、入っていた彼の元に、バスタオルを巻いて入っていったアタシ。

「テレるのは、こっちだって同じだよ。隠すタオル置いてきちゃったし･･･」
そう言って笑ってみせた彼。。。


須　「ねぇ、お風呂にバスタオル巻いたまま、入るつもり･･･」
私　「はい、ダメですかねぇ･･･」
須　「ＴＶの名湯紹介じゃないよ。。。」って笑った。


私　「すみません。じゃぁ、ちょっと目を閉じてて貰えますか？」
須　「了解。。。」

一緒の、硫黄色の湯船に入った･･･。
肩を並べて　彼の隣に･･････
岩風呂なので、寄りかかると痛い･･･


私　「岩が痛いですね･･･」
須　「そうかぁ、じゃぁ　こっちにおいで･･･」

そう言って、
アタシを、引き寄せ股の間に、座らせた。。。



コレって･･････自分のポリシーに、反してるかも。。。

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