神戸での顔見知りだった二人だけど・・・
カラダを重ねたのは、始めての夜。。。。
あれからのアタシは、殆んど東京での仕事が多くなった。
アキラも出張で、東京には頻繁に来る事が増えたいたらしいけど･･･


突然・・・・彼から、連絡があった。
先日のトラブルの後始末の為に、また東京に来る。
アタシも逢いたかった・・・・『アキラ』に


仕事に追われ・・・忙しい日々でも、あの晩の事は忘れずにいた。
久しぶりに聞いた、電話越しの彼の声。
恋心いっぱいの、小娘みたいに心が踊った。



ホテルのラウンジで、待ち合わせ。
彼が、そのホテルで最終の打ち合わせをすると言うので
アタシから、迎へに行った。
アタシは、早々に仕事を切り上げ、彼を待ちながら
読みもしない雑誌に　目線を置いた。


今日は、黒のペンシルタイトのスーツ・・・
ピッタリとヒップラインが強調されてる。
少し豊かな胸が覗く。
彼の為に・・・もう１つだけ　ブラウスのボタンを外した。
小さな、女心。。。。



彼が姿を現した。今日もスーツが似合っている。
引き締まったカラダを、アタシは もう脳裏に偶像化していた。
ハグをして、早速、青山のラピュアガーデンに向かい
夜景を見ながら食事して、少しのワインをクチにした。



「俺、帰るの今日だったけど・・・１日延ばした。美佐の為に。」


嬉しさを隠し・・・
アタシは・・・小さく笑い返しただけ・・・。


ホテルに戻り・・・
当然の事のように腰に手を添えられ　エレベーターに乗った。
12階・・・着くまでの短い時間 クチビルを重ねた。




舌には、あのピアス。。。アキラの舌が絡まる。

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