僕は、彼女を立ちバックの体勢に変えた。
深くきつく締まった　彼女の蜜壺奥深くに入る為に
湯気で曇った鏡が ボヤーっと、その姿を写し出す･･･

ファックする度に、彼女の乳房が踊り･･･
グラインドする度に、彼女の声が漏れた。
深く浅くを繰り返し･･･攻めたて
その、激しさの中で･･･僕は、そのまま２度目の頂点に上った。。。

ベットに戻り、彼女のカラダを抱き寄せディープなkissで甘さを味わう。
カラダに触れる手は摩り撫ぜ、舌を這わせ愛撫した。



乳首が ツンと尖り･･･触るだけで、舌で転がすだけで
背中を浮かせ反り･･･カラダをくねらせた。

花弁に顔を埋め･･･
高揚して、少しだけ固さのあるクリを、舌で舐め回し･･･指で愛撫した。

「ぁぁあぁ･･･イっちゃうぅぅぅぅ･･･」

クリを攻めると、一段と声をあげ、仰け反った。
彼女の好きなポイント･･･１つ見つけた。

彼女は僕の愛撫で、手足が硬直するように、チカラが入り
足の指まで ピンっと意識を集め
荒い息を、飲み込み･･･２度目の頂点に上った。

この日、何度求め合っただろう･･･
お互いを確認するように･･･何度も何度も、重なり。
心もカラダも･･･やっと１つになり、深く繋がった･･･
純子を、離したくない･･･そう、思った。。。
僕のエゴ。。。

世間には不倫と呼ばれる関係･･･
この狭い街は２人にとって、窮屈な場所。
少し歩けば知っている誰かとバッタリ出会ったりもする･･･
最初は、そんな窮屈さ さえも楽しんでいた。
お互いの、想いの全てを信じていたから･･･

でも、幸せな時は続か無い・・・少しずつ･･･
深みにハマる２人は、お互いを想い合う気持の強さから･･･変っていった。
お互いが本当に大切な人･･･

･･････だからこそ･･･

この関係は、このまま続けてはいけない。
続けることはできない･･･
純子から、悲しげな声で僕の携帯に電話が入った。

純　「今･･･お話しても大丈夫？･･･」
　　「奥さん･･･いるの？･･･」
　　「少し待って･･･」　そう言って僕は外に出た。。。

　　「純子？･･･どうした？」

　　「ねぇ･･･もう･･･終わりにしよう･･･。」
　　「私･･･ 私は、強くなんかなかった･･･」
　　「もう･･･ギブアップ。。。私･･･ダメ･･････もぅ。」

僕は、気付いていた。
純子と会った後、僕が帰る時の純子の表情から
少しづつ笑顔が、霞んでた事を･･･
純子の辛い表情は･･･もう、見たくない。
純子の笑顔が好きだから･･･

･･････だから･･･
　　「わかった･･･。」
　　「もう･･･終わりにしよう･･･。」

　　「純子･･･」
　　「ごめんな･･･」
　　「いろんなこと･･･本当に･･･ごめんな。。。」
　　「今、この瞬間も純子のことが好きだ･･･でも･･･これ以上･･･
　　　　　　　　　　　　　僕の我がままで 純子に辛い思いをさせるわけにはいかないから･･･」

　　「あなたの我がままなんかじゃないよ･･･私が、あなたを選んだ。」
　　「この関係も･･･」
　　「でも、もう･･･この気持は乗り越えることはできないよ･･･私には無理･･･」

純子の震える声の中、携帯電話のバッテリー切れを知らせる不快な電子音が聞こえてきた･･･
これ以上、腹立たしい音は他に聞いたことはなかった。

　　「純子、もうすぐ携帯のバッテリーがなくなる･･･
　　　　　　　　　　　　　 　もし切れても、もう一度電話するから･･･」
　　「しないで･･･」
　　「切れたら･･･それで終わりにしよう･･･」
　　「貴方が好きよ。。。いっぱい、いっぱい、ありが･･･と」
　　「・・・・・・・」
　　「・・・・・・」
　　「あなたと･･･幸せになりたか･･･…っ･･･。」
　　「･･･…　・　・　・　・　･　･。」

純子が僕にくれる、尻切れとんぼのセリフを最後に･･･携帯は全ての機能を停止した。

カラダ重ねて･･･
想い重ねて･･･
時折り思い出すよ。あの時の二人の事を･･････
始まりから終わりまで･･･

純子･･･君は元気でいるだろうか。。。

僕は、元気でいる。。。。。



ーENDー