喘ぎと一緒に仰け反るカラダ
背中が浮き、アーチを作り
乳房の突起が まどろむ灯りの中で浮き上がっていた。



アンバーな灯り 淫靡な空気の中での交わり
静かに流れるアンニュイな空気が BGMにもなる。

いつもは こんな定番のSEXに没頭する。
頻繁に逢えない二人は、肌を合わせ重なる時を
悶えと高揚の渦に変えた。

乱れたいとカラダの底から叫び出す。
甚振り甚振られ、激しさの中に身を潜める。

疲れ切ったカラダは癒しを求め
また、交わりを求め
暖かい温もりの肌を探す。

「綾乃、次の木曜日 空いてるか？」
「えぇ、特に用事は無いですけど…」

アタシより一回りも上の男。誠一。
アタシは妻でも無ければ 恋人でも無い。
身近にいる女。都合のイイ女になるつもりも無いけど。。。
どちらが飽きてしまえばソコで終焉。

誠一は行動を管理される事を嫌い、優柔不断な自分には結婚は向かないと
口癖のように いつも言っていた。
多分、関わる女に結婚と言う餌も望みも 持たせない為にだと思う･･･。

そんなドライな性格の誠一も、交わる時は暴虐的でも支配的でも無く。
ソノ時だけに没頭する、魅力あるSEXを望んだ。
まぁ、遊びの範疇で いろんな事はアリだけど･･･ﾌｯ。

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