２度目に会ったのは、店だった。
客として、やって来た。

美奈さんは、男遊びしてる様子を感じさせるワケでも無く、
煌びやかな中に、妙に落ち着いた雰囲気の女性。

ホストクラブに来ても、大騒ぎする事もなく、
遊び慣れてはいるのだろうが、上品にやり過ごす。


俺 「先日は暖かいおもてなし･･･どぉ～も！」
　そんなひねくれた挨拶をした。

美 「貴方は 相変わらずね・・・。」そぅ言って、口元が笑う。

俺 「聞いて言いデスか！なんで追い返されたんですかね･･･」
美 「そうね･･･彼女と寝たら答えが解るかもしれないわね。」
　そう言うと、アトから席に着いた女に目線を向けた。


女は、うつむき加減で、ホストクラブも始めてだと言っていた。
美奈さんとは違う雰囲気で 品のいい清楚な感じの印象だった。


美 「どぉ？　仕事受けて見る？」
俺 「なんか魂胆がありそうでヤダな･･･。」
美 「そっ。。。じゃぁ、無かった事で･･･。」

アッサリと引き下がる。
負けん気の強い俺は、また美奈さんの策略にひっかかる。


俺 「あの答えを、こちらの女性が握ってるんですか？」
美 「そうね・・・・。」
　シャンパンを、スーッと飲み干し、足を組み変えた。
　あの、キレイな足を俺に見せつけるように･･･。

俺は、隣の女に目線を流すが、固い表情で俯いてるだけだった。



女 「美奈さん、やっぱりいいわ･･･もぉいいの・・・。」
　そう言って、席を立とうとする。


俺は、どうしても この前の答えが欲しかった。
何が、気に入らなかったのかが････。


俺 「･･････待って下さい。･･･解りました。」
俺 「引き受けます。」

美 「祥子さん、そう言う事だから･･･。」
美 「誠さん、貴方のココにかかってるわよ。。。」
　そう言って、僕の心臓のある場所に手を置いた。


俺は、まだこの状況に理解は出来てない。
だけど、この女を抱けば解る。
俺の知りたい答えは、この女が持っている。


この、女を満足させて、
淫乱に乱れるほど狂わせてやればいいんだろ？･･･
俺の、大好きなSEXで･･･乱れない女は いなかったゼ。

俺のペニスに興奮し、喘ぎ淫らに乱れる女ばっかり･･･。
カラダ全部で喘いで悶えて 悦んでいるんだゼ。
自信家の俺は、簡単な事だと安易な考えでいた。


成り上がりの　俺のプライド。。。

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