黒田の家は、小洒落た洋館風、年代物の雰囲気があった。

「凄い家なのねぇ。。。」
「古いだけの家だよ。自分１人住まいだし、手入れも出来てないけどね。」

黒田は、帰り際に買った食材で、夕食の用意をした。
凪子は遠慮する事無く、出された食事を頬張った。。。


「お風呂湧いてるよ。君、入る？」
「入りたいけどぉ…いいの？」
「イイよ。勿論♪　ゆっくり入るとイイよ。。。」
「ただ･･･」　

「ただ？･･･ナニ？」
「入ってるトコ、見ててもイイかな。。。」

モジモジと小さな声で、黒田は言った。。。


「アハハ、見たいんだ。アタシのハダカ。。。」
「別にイイよ。何なら、一緒に入る？」
「イヤ！　ソレはいい。。。」
「ふ～ん･･･。」



黒田は、凪子の風呂を覗き見るように視姦した。
凪子は（覗きが性癖？）なんて想像をしながら
ワザと黒田に見せつけるように、バスタイムを謳歌した。

凪子は、風呂から上がり自分の役目を果たそうと黒田を誘った。

「抱いていいですよ。ソレともアタシが先に抜きましょうか？」
「イヤ、その必要は無い。別に君を買うつもりは無かったから」
「でも、ソレじゃフェアじゃないでしょ？」
「アタシを抱きたくて、此処に連れて来たんじゃないの？」
「ソレなら、さっき。君のハダカは見せて貰ったからチャラだね。」


「君は、この部屋を自由に使って･･･」
そう言って、広いベットルームに案内された。

久々の広い優雅なベット。。。
壁には括り付けの書棚があって、たくさんの本に囲まれてた
凪子は、黒田の真意は解らなかったけど、至福の時間を悦んだ。

その晩は、カラダに触れることも無く睡魔に負けた。
翌朝、凪子が目覚めた時には、黒田はリビングで静かに猫と戯れていた。

「おはよう。。。」
「お、おはよう。。。」
不意をつかれ、焦った黒田＾＾
「いつも、挨拶は猫だけだから･･･笑」

「あのぉ･･･朝シャンしてもイイ？」
「あぁ、かまわないよ。どうぞ♪」

朝から、こんな気持ちいいシャワーは何年ぶりだろう。
凪子は、温かいシャワーに包まれた･･･。

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