宏美と男が終焉を迎えた現実。。。
暫くは気が付かなかったけど、宏美の様子で事態が読めて来た。

幸太郎は、宏美がまた普通？ に戻ってしまうのが残念でならなかった。
自分もこのままじゃ、不完全燃焼だとも思った。

ソコで、策を練り･･･こまごまと準備を始めた。


宏美との情事の決行。。。
自分とは知らせず、宏美を誘った。
ソレも、汚いやり方で･･･


（ 自分に内緒で、楽しんだ罰だよ･･･。宏美。）

宏美の携帯にメールをした。

「僕は貴女の秘密を知っています。
　 　　　　　　 もぉすでに　その情事が終わっていることも･･･」
「御主人は 知りませんよね？」
「貴女次第で、こちらからお知らせしてもイイのですが…」

１度目は、返事をスルーされ。数日後、またメールした。


「お返事頂け無いって事は、御主人に報告してイイって事ですね？」
「では、ご希望に添えるように 報告致しましょう。。。」

そのメールにも 返事は無かった。


数日後、ポストに差出人の無い封筒が入っていた。
佐伯との密会写真だった。
車の中で、宏美の乳房に喰らい付き、顔を埋める写真。
肩を抱かれ、ラブホから出て来る写真。。。

さすがの宏美も、怖くなりスルー出来なくなっていた。
電話も住所も知られてる。。。
夫の幸太郎には勿論、誰にも相談できない。。。

宏美は メールに返事をした。


「止めて下さい。。。」
「貴方はダレ？･･･」

「信用してと言っても無理もあるでしょうが･･･」
「貴女が私の願いを叶えてくれるなら、危害を加えたりすることは一切ありません。。。」
「お約束致します。。。」

「今度の土曜日。Ｈホテルでお待ちしています。」
「部屋に入ったら、必ずアイマスクをして下さい。」
「解っていますよね？　こちらの要望通りに行動して下さいね。」

関連記事

• 媚薬の罠･･･12 (2015/06/19)
• 媚薬の罠･･･11 (2015/06/18)
• 媚薬の罠･･･10 (2015/06/17)