木々の色付きも終わり･･･
風が冷やかになる頃、アタシの誕生日が来た。
ドライな誠一は、女にプレゼントなどしない。
当然、サプライズも2人の記念日なども存在もしない。

普通、恋人関係だったりするとプレゼントの交換やオネダリもあったりするのだろうけど…
恋人でも無い2人。
アタシは、マニッシュな性格だから(笑)そんなめんどくさい事も好まない。
誠一に、プレゼントの要求もオネダリもしない。

でも、その時は何を血迷ったかプレゼントを用意したからと呼び出された。
嬉しく無いワケは無いけど、奇妙。。。そんな思いだけが浮かんだ。


少しのお酒を飲んで、ホテルに向かった。



「綾乃の誕生日。コレ、プレゼントだよ」　やっぱり、あっさりとしてた(笑)
渡された小さめの箱。
開けて見ると、なんと！ Bodyジュエリー･･･。
内心 （こう、来たか！） って 心の中で爆笑した。


「まずは、綺麗に着飾らないと･･･」そぅ言って
どんどん服を脱がされた。

首輪から下がる細いチェーン、乳首に繋がる
ニップルチェーンが ぶら下がっていた。
首から真ん中に下がるチェーンは、腰周りと繋がるラビアクリップが付いていて
全部が繋がって、優しい拘束具みたいになっていた。

「誠一。コレってアタシがプレゼントみたいになってない？」
「そうだよ。綾乃が綺麗になると俺も嬉しいし･･･」
一回りも年の違う男が、あっけらかんと嬉しそうにほざく。。。

綾　「何それ･･･(爆)」
　　 「アタシの誕生日だから、今夜はアタシが主ね♪」
誠　「仕方ない･･･不本意だけど･･･いいよ(笑)」


これからSEXに没頭する会話じゃない。。。(苦笑)

でも･･･楽しい時間に変わりはない。。。

関連記事

• 曖昧･･･9 (2015/02/13)
• 曖昧･･･8 (2015/02/12)
• 曖昧･･･7 (2015/02/11)