映　「いらっしゃいませ･･･本当に来て下さったんですね･･･。」
秀　「あぁ･･･約束したからね･･･さぁ、乾杯！」


今夜の映見は、胸元に控えめなスパンコールを散りばめ　薄紫色のロングドレス。
モモの付け根から、スリットがはいり･･･色白の足が見え隠れしていた。
場末のホステスでは無く･･･若いのに、落ち着いた品のある香りもしていた。


秘書当時のスーツ姿とは、また　違った女の香りが漂って、
映見は、こんなに魅力的だったかと･･･
改めて記憶を振り返って　そのギャップが淡いドキドキを覚えた。。。


秀　「アレからどうしたなんて、野暮な事は聞いちゃいけないよね？･･･」
映　「そうですね。。。あの頃の事は、もう過去だから･･･(笑)」
秀　「解ったよ。･･･僕も楽しく飲みたいからね･･･。」

映　「今夜は、嬉しい再会だから･･･思いっきり飲んじゃおうかしら･･･」
秀　「おいおい、客より先に酔い潰れる気か？･･･笑」

映　「ですよね。。酔い潰れても、介抱してくれる人はいませんから･･･」
秀　「僕ならかまわないよ。。。遠慮なく酔ってくれ、ちゃんと介抱するから(笑)」

ありきたりのホステスと客の会話。
世間話をして、店の閉店まで楽しい時間を共にして･･･
普段、あまり飲まない映見も、相当のお酒をクチにしていた。
酔いも、足元がフラ付く程に･･･


秀樹は、映見とタクシーに乗り込み、映見の家まで送っていった。


映見の部屋は、女性っぽくなく無機質な物が多かった。
ホステスなら･･･もうちょっと派手な暮らしをしてるもんだと想像していたから
部屋の隅に、不釣合いな大きめのベットが目を引いた。
見るからにフカフカ、ゴージャスなベットだな･･･
そんな事をフッと思ったりもした。


部屋に入るや否や、ベットに倒れこんだ映見･･･。


肩口から、こんもりとした胸元が覗く･･･
スリットの入ったドレスは、捲りあがりヒップラインが丸見えで、
ドレスと同色のパンティが、誘っていた。。。


映　「ん･･･ん－･･･ん～･･････」
秀　「ほらほら、ドレス脱がないとシワになるぞ。」
映 ｢脱がしてっ･･･貴方が脱がしてぇ･･･」


秀樹は、映見のカラダを半分ずつ起こしながらドレスを脱がした。
色白で･･･艶やかな肌･･･
吸い付きたいくらいに、光っていた。
思わず･･･膨らんだ乳房を手で触れて･･･キスをした。。。


クチビルは、首筋に･･･耳に･･･吐息が漏れるように･･･
酔い潰れている映見にも　意識はある。。
秀樹のキスに、漏れる吐息に･･･充分カラダは反応していた。


･･････でも、秀樹は･･･それ以上の事はしなかった。。。


秀樹は･･･
　「風邪、引かないように･･･。」

そう言って、布団をかけ、オデコにキスをして部屋をアトにした･･･。

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