僕達夫婦は、アレから少しずつ変わってきた。
なにも知らない周囲のみんなは、柔らかくなったと言う。
美由紀は、普段からオシャレだったけど
一層、自分自身に気を使うようになった。

僕にとっても、凄く嬉しい事だ。
年齢を重ね、無理して繕って若く見せる必要はないけど
全く構わないのも如何なモノかと･･･
女は、服も髪型も変えるだけで、ストレス発散になったり
気分転換にもなると言うし、
若くない自分を女として扱われるだけで、自信にも繋がるのだろう。
美由紀からのベットの誘いも、増えていた。


極力、僕は美由紀を労わった。
Bodyマッサージもエステの送り迎えも･･･
出来る限りの男としてのサービスをしている。

アロマで美由紀のカラダをマッサージしてる時
美「正人･･･。」
美「私、この前　正人に山根さんとの事見られてたでしょ？」
美「最初は躊躇したのよ。でも、正人は私達を見て興奮してる」
美「私をみて触れてもいないのに　高揚してる・・・」
美「そんな事を思いながら、山根さんに抱かれながら　ほくそ笑む自分がいたの」
美「山根さんに、１枚ずつ洋服を脱がされて、
　　アタシ自身の皮を削がれて行く感覚があったの。」

美「気持ち良くて、感度が上がって、思わず喘いでしまっても、
　　正人が聞いてる見てる。見られてるって感覚･･･
　　途中から、正人アタシを見て、見てて･･･って感覚になっていた。」

美「アタシって、本当は淫乱で淫らなんだ･･･って。」
美「そんなアタシでいいの？　そんな気持ちのままでいいの？」


「美由紀、いいんだよ。ソレで･･･」
「美由紀は、自分の思うセックスに身を委ねればいい」
「やりたいセックスをすればいい」
「カラダ中で、五感で感じるセックスを味わって欲しい」
「僕は、その全て受け入れる。美由紀の悦びのセックスごと愛したい」


僕達夫婦は、少しずつネトラレの話も普通に話すように変化してきた。


ソレでも、自主的に美由紀が欲情気分になるまで
慌てず急がず、ゆっくり待つようにした。
僕から薦めては、意味が無い。
美由紀自身が他人棒を欲しがるくらいが希望だから･･･



形は違えど、美由紀は徐々に僕好みの女に変わっていく。
夜のセックスも、僕の欲望のまま立て続けにしないようにした。
ソレも、次のステップの為の準備だったから。。。

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