相変わらず、蔵ノ介の里での種まきは続いていた。
お婆が冬姫を呼び
「そろそろ、蔵ノ介には里を出て貰う。」
「長すぎる程の滞在じゃったしな。。。」
「今度の満月が、最後の晩じゃ・・・」
「・・・。」
冬姫は、いきなりの婆の宣告で、言葉が出ずにいた。
蔵ノ介の事が気になっていた冬姫。
『種』の略奪の為と言うより、蔵ノ介という男に惹かれていた。
「婆・・・今宵 蔵ノ介は私が貰う。」
「そうか・・・貰ろうて来るがよい。。」
静かな晩。
冬姫は、蔵ノ介の元に足を運んだ。
すーっと、ふすまを開け
「今夜は、私がお前を抱いてやる。」 そぉ言い放つと
「ほぉ・・・ならば、抱いて頂きましょう。。。」 と蔵ノ介。
冬姫は、蔵ノ介の着物の胸ぐらを肌蹴けさせ、
胸に顔を埋め、クチビルを這わせた。
まだ、カラダも気持ちも 固い緊張感のままで・・・
蔵ノ介は半身を起こし、冬姫のクチビルを指先で
そっと撫で 自分のクチビルに合わせた。
挟み込むクチビルは、蔵ノ介のクチビルで覆われ
絡み合う舌が、次を急かした。
冬姫の帯紐を解きながら、乳房に顔を埋め頬ずりをする。
乳房の暖かさを味わう様に・・・ゆっくりと・・・・・・
蔵ノ介の頭ごと、乳房で抱え込むように抱きしめ
冬姫の 「……お前が欲しい。。。」
小さな声で、ポソっと零れたセリフ。
蔵ノ介は冬姫の手を、自分の魔羅(ペニス)を握らせた。
「コレを、お前にやる。。。」 そう言って・・・
「しゃぶってみるか?」
「どんな味がするか・・・」 フッ。
照れながら冬姫は、フッと同じ笑みを零した。
魔羅(ペニス)は、男その物だった。
卑猥な色をし、雄々しくそそり立ち女を求めていた。
怖々とクチを近づけ、舌先でツンツンっと触れてみた。
生き物の様に、跳ね上がる魔羅(ペニス)
「大丈夫だ。舐めて見ろ・・・」
ゆっくりとクチの中に消える魔羅(ペニス)
1度クチの中に消えた魔羅(ペニス)は、すぐ吐き出された。
「想像より、大きい。。。」
「フッ。。。。」
「何度も出し入れして見ろ。。。」
亀頭を ひと舐めし・・・
言われるままに、ゆっくり魔羅(ペニス)を出し入れした。
「ォァッ・・・ンン~ハァァッ・・・」
溜息交じりの 蔵ノ介の吐息。。。
冬姫は、舌を絡ませ唾液交じりの魔羅(ペニス)を
しゃぶり舐め上げ・・・クチビルで舌で 無心で扱いた。
見せつけるような二人の まぐ合い。
夏姫の「種を奪う」その手立ては
淫らで妖艶で、潔さでさえ存在していた。
カラダ事、絡み合い縺れ合い。
震え悶える男と女。
自分のカラダを抱きしめながら 背を向ける冬姫も、
悶える声と、淫らにカラダがぶつかる音に
カラダが反応し、花弁を濡らしていた。
立ち膝で、夏姫の蜜壺に魔羅(ペニス)を押し込み
浅く深くと、何度も突き刺し腰を踊らせる蔵ノ介。
「アァァァ・・・ハァハァァァァアンッ・・・」
夏姫の喘ぎは、蔵ノ介の動きのままに合わせる様に増長した。
行燈の灯りに、ハダカでまぐ合う二人の裸体。
髪を乱し、カラダ全部で蔵ノ介と夏姫は縺れ合っていた。
激しい息づかいと、喘ぐような艶声。
揺れる乳房、揉み扱かれしゃぶられる乳房。
妖艶で艶やかな夏姫の肌が、どんどん高揚し
蔵ノ介にしがみ付く。
そっと、目を開け
2人の妖艶な まぐ合いを覗き見た冬姫。
ソレを 知ってるかのように見せつける2人。
夏姫は仰向けになり、広げられる蜜壺奥に種を吐き出された。
悲鳴にも聞こえる艶声と一緒に・・・
熱く乱れたまぐ合いが静けさとなり、部屋を出る夏姫は冬姫に言った。
「なんと…勿体無い事を・・・」
冬姫は何が勿体無いのか・・・
強い種か、乱れる程のまぐ合いの心地良さか・・・解らずにいた。
ただ、気持ちの中で・・・
「アレは、私の種じゃ。私の中に蒔かれる種じゃ・・・」
そう零しながら、湧き出る悔し涙を流した。。。
覚悟はしてる冬姫。。。
しびれを切らして蔵ノ介を問いただした。
「お前は、なぜ私を抱かないのじゃ?」
「貴女のカラダは、抱かれたいと思っていない。」
「男を欲しいとも思っていないからだ・・・」
「そんな女を抱いても、面白味も気持ち良さも無いから・・・」
「そんな、ワケのわからん事を言うな!」
「お前は私を抱き、種を植え付ければいいだけじゃ・・・」
「本当に、そんな風に思ってるのか?」
「なら、お前が俺を抱き、種を奪え。」
蔵ノ介の意外な答えに、反撃も出来ない冬姫だった。
「・・・・・・」
「…ソレが私の役目だ・・・」
「私は、幼き頃からそう言われ育てられた。」
頬にスーッと一粒の涙が零れた。
「泣いても何にもならん。。。」
「自分では何もできず、定に守られて、生きながらえているだけだろう・・・」
「その定の中で生きるのであれば、その中で楽しみを見つけるしかない。」
「狐は狐らしく、生きればいいだけだ・・・」
蔵ノ介は、以前にまぐ合った四季の夏姫を呼んだ。
夏姫は名前の通り、明るくまぐ合いを楽しむ。
カラダを曝け出し、男を翻弄し楽しむまぐ合いをする。
布団の上で 小さくなる冬姫を放置し、
部屋に来た夏姫の着物を捲り上げ、いきなり花弁をしゃぶる蔵ノ介。
夏姫は腰を突き出す様に、蔵ノ介の愛撫を受けた。
自分から帯紐を解き、蔵ノ介の手を乳房に乗せ
その手に自分の手を重ね、乳房を揉み扱く・・・
「ァアァァァアア・・・ハァゥッゥゥ」
甘い夏姫の喘ぎ・・・
その甘い喘ぎを冬姫は、背中で聞いていた。
夏姫のカラダを下ろし、
蔵ノ介の愛撫が、体中を舐め尽している。
太ももに魔羅(ペニス)を擦り付け
いつでも、蜜壺の中に押し込む準備をしていた。。。
「ァアァァァアア・・・ンンンッ・・・ハァウゥゥ」
夏姫の喘ぎは、いやらしく高揚し 声高くなって行った。
擦り傷など、すっかり完治し
蔵ノ介の 『種』は、毎夜の如くバラ撒かれた。
若さゆえ出来る精力だった。
お婆が・・・
「蔵ノ介・・・どうじゃ、そろそろ人里が恋しくなったじゃろう。」
「あぁ、恋しく無いと言ったら・・・嘘になる。」
「だが、この狐の里は、毎夜の如く俺を気持ち良く化かしてくれている。」
「俺は、ずーっと此処にはいられないのか?」
「あぁ・・・ソレは出来ぬな。。。」
「お前は余所者じゃ・・・」
「…そっか・・・」
「のぉ・・・その余所者に、頼みがある。。」
「俺に頼み?・・・」
「この里に、まだ男を知らぬ年頃の生娘がおる。」
「その娘は、ちょっと変わっておってな・・・」
「男嫌いなのか。。。男の前では 足もクチも開かぬ。」
「身持ちがイイとも言うが、ソレでは此処では困るのじゃ。」
「婆は、女で生まれた以上、女の悦びも母になる悦びも味わって貰いたいのじゃ」
「蔵ノ介、お前のまぐ合いは優しい。女を丁寧に扱う。」
「どうじゃ、その生娘に悦びを教えてはくれまいか?」
「俺に、そんな事が出来るだろうか?」
「お前が、どんな教えを受けて来たかは知らん。」
「だが、ちゃんと優しさを知っておる。婆はお前を そう読んだ。」
「自信があるワケじゃ無いが・・・」
「お婆の頼みは、断れぬな。。。」
その晩…
蔵ノ介の元に、冬姫が訪れた。
透けるようなな絹衣、漆黒の髪 緩いおすべらかし・・・
色白な肌に映え、肌に重なる絹衣は、まるで舞い降りた天女のようだった。
あの、川下で見た水浴びの女だって、蔵ノ介はすぐに気づいた。
冬姫は、その妖艶な姿とは裏腹に、ズカズカと布団に入り込み
目を閉じ、乳下の帯紐をグッと握り、
クチを一文字に食い縛り、覚悟のような顔を見せた。
「なんか・・・一大決心でもしたような形相だな。。。苦笑」
蔵ノ介は、帯紐に置いた冬姫の手を取り、絡めるように手を繋ぎ
「今夜の俺は眠い。だから・・・寝る。」
そう、言い放ち そのまま眠ってしまった。
冬姫は、呆気にとられたまま、視線を蔵ノ介に送ったまま
一晩中過ごすハメになった。
翌日は、冬姫を抱き寄せ、しっかりと腕の中に収めると・・・
「今夜も 眠い・・・」
そう言って眠った。
冬姫を抱かない夜は 数日続いた。。。
仰け反る様に 顎を上げ、
蔵ノ介の愛撫を、柔軟に受け入れる如月。
着てる着物が、如月のカラダに纏わり付き邪魔になり
如月の着物を剥ぎ取る蔵ノ介。
久しぶりの女の姿を目の当たりにし
蔵ノ介の興奮は 収まる事を止められずにいた。
太ももを撫でながら、乳房をしゃぶり
撫でる手は、当たり前の様に花弁近くに這いずる。。。
「ハァアァァァ・・・アァアアア・・・」
足の指先まで、火照りが回りピンっと跳ね上がる如月。。。
「蔵ノ介様・・・魔羅(ペニス)を・・・魔羅(ペニス)を・・・・・・」
如月に急かされ、逞しく雄々しい魔羅(ペニス)を蜜壺に挿しこんだ。
「アアアァアアアア・・・ハァァァアア・・・アァハァァ・・・」
窮屈そうに、蜜壺に挿し込んだ魔羅(ペニス)は、ピッタリとハマった。
何度か出し入れするだけで、如月は喘ぎを大きくした。
「お前が狐でも何でも構わぬ・・・ァアァァ ハァアア・・・」
「ンッンッ・・・ハァッンンンンン・・・」
蔵ノ介は、如月の蕩ける蜜壺を味わった。
甘く淫靡で、吸い付くような蜜の味を・・・
2人の様子を隠れみる、数人の女達。
覗き見ながら、自分達の乳房を弄り
自分達の花弁を弄り、2人の悶える喘ぎに同調していた。
お婆も一緒に覗き見ながら
「コヤツは使えるな。。。」 そう独り言の様に呟いた。
「お婆さま・・・私達も・・・」
「あぁ・・・そうじゃな。見極めはついた。」
「かまわんよ。。。可愛がって差し上げろ・・・」
待っていたかのように、女達はぞろぞろと部屋に入り込んだ。
まぐ合っている二人のカラダに添う様に、自分たちのカラダを添わせた。
「蔵ノ介さま・・・」
「蔵ノ介さま・・・」
「・・・蔵ノ介さまぁ・・・」
蔵ノ介のカラダに纏わり付く女達
幾つもの乳房、いくつもの手足・・・いくつもの蜜壺。
蔵ノ介のカラダは 全部女のモノになった。
手も足もクチも・・・当然 魔羅(ペニス)も・・・
部屋は何とも言えぬ、男女の香が充満し、
妖艶な宴は、一晩中続いた。。。