お互い、ドコが感じる？　どうして欲しい？･･･
そんな事まで･･････
顔を知らない特権(笑)。。。知らないから話せる･･･
そんな、気持もあった。



ある週末のメールで、お互い今夜はセックスするって話に･･･
純子は、旦那に浩二の感じるポイントを攻めてみるって、
浩二は、嫁に純子の感じるポイントを攻めてみるって･･･
お互いのパートナーには、申し訳ないけど(≧m≦)
そんな話で･･･盛り上がったりもした。
結果は、どっちも失敗に終わったけど(笑)


最初から、解っていた。2人の住まいは近く。
ドコに住んでるかは、解らないけど　近く。。。

ある日、写メの交換をしようとなり･･･送りあった。
お互い、想像と違ってはいたけど、以前と違和感なく話す事は出来た。


「ねぇ、１度だけ。。逢わないか･･･」　浩二が、そう言ってきた。

逢えば、彼が欲しくなる。
だから、断った。。。。

でも、浩二は･･･
「このままの気持じゃ･･･俺、逢いたい。。」

「逢いたい･･･」
「･･･逢わない･･･。」
「逢いたい･･･」
「･･･逢えない･･･。」


浩二は･･･
「解った。じゃぁ絶対、手は出さない。友人としてお茶するだけ･･･」
「絶対に何もしない。信用できないなら、手足縛ってもいい･･･」
そう言った。。。

純子も、リアルの浩二を見て話したいと思ったから･･･負･け･た。
でも、セックスはダメ･･･絶対！
そう、自分を諌める様に言い聞かせた。。。


浩二とは、家と会社の途中で逢う事に･･･
誰にも、見つからないように･･･
二人は、逢った。。。

お茶をして、夕暮れの街に出て
人混みから外れて　どちらとも無く、唇を重ねた。。。
いけない事なのに･･･


クチに出さずとも、お互い受け入れる心の準備は出来ていた。
純子も、諌めた自分を抑えきれない程、女の自分が疼いた。

いつしか･･･あってはいけない関係。。。
でも、あってもおかしくはない関係。
やっぱり･･･世間では、ありがちな･･･男女の関係になった。

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