回想・・・・・・・



誠に抱かれてる時、あの人の影は１つも浮かばなかった。
アタシは、突然現れた誠しか見ていなかった。
誠とのＳＥＸに酔っていた。。。
おとぎ話の主人公のように･･･


不思議と、なにか吹っ切れた感があった。
抱かれたアト、あの人の話を誠に聞いて貰った。
世間でいくらでもある話だ。そぅ、どこにでもある話。


誠 「良かったんじゃない？　彼に出会った事も無駄じゃない」
誠 「彩ちゃんが１つ大人の階段上ったって事だと思うよ。」
誠 「自分で決めた決断なんだし、決断した自分を褒めてあげれば？」
　諭すようにアタシの話に、答えをくれた。


『もぉ、アタシは大丈夫。』
そんなスッキリとした気持ちで、この館をアトにした。


帰り際に
誠 「また、会えるまで元気で････」

(えっ？また･･･？)が、あるんだろうか･･･
本名かどうかも知らない男･･･『 上原　誠 』
連絡先も何も　お互い聞かなかったのに。。。


一夜の夢物語･･････。







っと、思っていたのはアタシだけだった････。

『街の隠家』に続く。。。。

関連記事

• 街の隠家・・・１ (2014/02/12)
• 森の隠家・・・完（回想） (2014/02/11)
• 森の隠家・・・６ (2014/02/10)