「恋はしてもイイけど、愛しちゃダメ。。。」

春美の中にある 自論。
愛する相手は守るべき相手だから･･･
屁理屈にも似た、勝手な思い(笑)

SEXはプレイ。。。
そう割り切る事で、全てが納得出来てしまう。
ある意味、自分で決めてるボーダーラインなのかも･･･
全く持って、自分勝手な自論だけど･･･(笑)

でも、SEXするにしても好きな相手じゃ無けりゃ高揚もしないし
燃える事も楽しむ事も出来ない。。。
カラダを重ねる時は、相手が誰であれ好意が無けりゃ･･･

だから恋をする。。。


１人エッチの時だって、妄想の中で相手に恋をしてるハズだから･･･
こんな自分勝手の自論は、雅也に押し付ける気持ちもないし
コレがアタシの My life(笑)



雅也は、単調な仕事のスケジュールではあるが
ソレなりに１人を楽しんでいた。
たまに風俗に出かけ、人肌を味わい女の香りに包まれていた。



ある時、仕事仲間と飲む機会があった。
後輩の女子社員、後輩と言っても みんなかなりの年下。
その中に、彼女が居た　愛実(まなみ)だった。。。

愛実は×１　DV亭主と別れ３年が過ぎていた。
もぉ、結婚も男もこりごり･･･酔いに任せポロッとこぼした。


仕事はキッチリこなし、熱心で女性でも責任感のある人柄。
ただ・・・
酒癖がよろしくない。。。(笑)
ソレも寂しさからなのだろうと想像は出来たし
雅也は、「そうかそうか･･･」と黙って聞き役になっていた。


「男はいらないんですけどぉ･･･」
「SEXはしたいんですよねぇ。。。」
「ムラムラして、カラダがイライラする時があるんですよ。。。」
「誰か、いませんかねぇ･･･」

そう呟くように溢し、テーブルに顔を落とし寝落ちした。。。


翌日、愛実は目を赤く充血したまま
雅也に
「夕べは、申し訳ありませんでした。」
「あまり、よく覚えてないんですけど、多分失礼な事を言ったと思うので･･･」

罰の悪そうなハニカミ顔で雅也に詫びた。

「いや、大丈夫だよ。あんまりイイ酒じゃないみたいだったけど」
「いろいろあっての人だし。いろいろあっての人生だからさ。。。」
「まぁ、俺に出来る事があれば相談にのるよ･･･」


そんな二人の会話から、暫く経った頃。。。
夜、雅也の携帯がなった･･･

愛　「愛実です。。。すみません。。。また酔ってます。。。」
愛　「話し相手になって貰えませんか？･･･」
雅　「１人なの？　１人で酔っ払ってるの？」
愛　「ハイィ。１人ですよぉ。イケマセンカ？　１人で酔っちゃイケマセンカァ？」
雅　「おいおい、かなり呑んでるなぁ(^^;」

場所を聞き、雅也は愛実の元に向かった。

関連記事

• 週末婚･･･4 (2015/05/26)
• 週末婚･･･3 (2015/05/25)
• 週末婚･･･2 (2015/05/23)