タイミングなのか･･･
懐かしい友人に会い、ひょんな事から
靖彦と連絡を取るようになった。

何十年ぶりに聞く靖彦の声。
別々の進路になって、ケンカ別れって事でも無かった2人。
小さなトラブルはあったけど・・・お互い納得の終わりをしてたから･･･

あの懐かしい声を電話で聞いて　お互いの携帯番号を交換して
頻繁に靖彦と連絡を取るようになった。
何度か、メールのやり取りをして･･･


「逢いたい･･･。」

今更、どうって事もなく、友人として･･･
アタシも、懐かしさがあったから･･･
逢いたいとも、思ったし･･･。


後日、逢う約束をした。。。。
あの頃と、同じ駅の改札で･･･


靖彦は、見違える程の変貌もなく、すぐ見つける事ができた。。。
アタシが解るかな？･･･
携帯に電話した。


私　「アタシが、見つかった？･･･」
靖　「わかんないよぉ。。。ドコにいるんだぁ･･･」
私　「ココ･･･笑」
靖　「ココじゃ、もっと　わかんないしっ･･･」
私　「靖彦の斜め後ろヨ･･･。」
そのセリフと一緒に、足カックン(爆)


靖彦は、振り向きながら、アタシを見つけた。
　「相変わらず、イタズラ好きだな。。。」
そう言って、懐かしい笑顔を見せた。。。


無事に再会して、懐かしいデートコースを辿ってみようかと･･･
歩きながら、思い出しながら･･･
今の、お互いの話をしながら･･･。

テレくさいけど･･･案外、イイもんだった。
あの頃の、自分に逢えたみたいで･･･


お互い、仕事の都合がつく時は、頻繁に逢うようになった。。。
2人で大騒ぎしながら、笑い語らい　記憶の確認をしたり･･･

2人で、歩いている時･･･
靖　「この道は、いつも手を繋いで、歩いてたな。。。」
私　「そうだったね･･･」
靖　「じゃぁ、あの頃みたいに、繋いでみるか！･･･」
照れる笑顔で、そぉ言って、アタシの手を握った･･･。

靖　「変わってないな･･･この手･･･柔らかい･･･」

年月分だけ変わったアタシの手。
その手は昔、靖彦のペニスを握ったこともある。。。

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