祐二は･･･女友達が多い。
勿論、元引きこもりなどと、ダレも知らない･･･

結婚もしたが、今はフリー。
女に目覚めてからと言うもの･･･性の探求者にでもなったようだ。

真人は、見かけによらず、硬派でシャイで直球勝負。
過去の失恋に、尾を引き　未だに独身。
女には、すこぶる弱い可愛いヤツなのだ。

２人の男は、あずさを恋愛対象の女性とでは無く、特別な、格別な存在と認識し。
決して便利に利用してるわけではないのだ。
あずさとて、ただのセフレの２人としてではない･･･
１つの想いを３人で共有してると言った方が、イイのかもしれない。


あずさは、不倫しているのが、会社にバレ退職。
まだ、不倫相手とは切れず関係は続いている。
時々、逢って･･･カラダも重ねる。
止めようと思っても･･･つい･･･甘えてしまう自分もいるのだ。

その様子を知っている、二人のルームメイトも、
「止めろと･･･」言う訳でもなく。
自分で決める事として･･･そばに居てやる事だけにしている。

３人とも･･･無言の決め事のように
お互いの領域には、必要以上に入り込まないのだ。
ただ、SOSを感じた時だけ･･･自分の事のように一緒に思い苦しむ。


でも、あずさは･･･もう、終止符を打とうとしていた。


ある日・・・
あずさは、不倫相手と一緒に居た。
夜を共にし･･･余韻の残る中　目覚め･･･
彼の腕の中に、潜りこんだ。


あず 「ねぇ･･･もう、止めよう･･･アタシたち」
彼 　 「なんで？･･･嫌いになったか？･･･」
あず 「そんなんじゃない。。。貴方には帰るトコがあるから･･･」
　 　 「ドコに飛んで行っても･･･帰る場所があるじゃない」
　 　 「アタシも帰る場所を　見つけようと思う。」
彼 　「時々でも、ダメか？･･･」
あず 「相変わらず、都合のイイ考えね。。。」
彼　 「･････････そうだな。。。」

彼 　「オレは、忘れないよ。。。あずさの乳房も乳首も･･･ココも･･･」

そう言って、花弁に手を伸ばす･･･。

あずさは･･･
　　「アタシだって、忘れない。。。貴方を･･･」

そう言って、ペニスを握った･･･。
そのまま、二人は夕べの出来事を またリピートした。



あずさの花弁に顔を埋め･･･愛撫し弄り･･･愛液を吸い舐め回す…



あずさも彼のペニスを愛撫し扱き　彼のトローンとした愛液を
舌で味わいながら、頬ずりをした。


　(貴方は、アタシと別れても、きっと、また新しい女を見つけるわ･･･)
　(でも、イイの･･･それでもイイ･･･)
　(嫌いで別れるんじゃない･･･アタシの前向きの別れだから･･･)

あずさは･･･そう、心で呟いた。。。


快楽を味わい、余韻を楽しむ事無く、
彼がシャワーを浴びてる時、１人部屋を後にした･･･。


あずさは、夜が明けたばかりの、その時間に２人のルームメイトに
「ＳＯＳ」だけの文字をメールで送った。

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