「宏美、大丈夫っ！大丈夫っ！大丈夫だからっ！！！･･･」

「落ち着け！　落ち着いて！･･･大丈夫だからっ！･･･」

発作でも起こしたくらい、取り乱している宏美を
押さえつける様に、チカラいっぱい抱きしめた。

震えが止まらない宏美。。。



「ごめん。。。宏美。。。」

「･･････全部、知ってたのね･･･」
「ｱﾀｼ･･･アタシ･･････。。。」

「もぉイイんだ。。。全部済んだこと。。。」
「俺、怒ってもいないし、傷ついてもいないから･･･」
「･･････ごめんな…さい。。。ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ･･･ｺﾞﾒﾝﾅ…ｻｲ･･･」
「もぉ…イイんだよ。。。」

「俺も、酷い事をしただろ？･･･あいこだ。」
「俺は大丈夫、宏美も大丈夫。。。　俺達は夫婦は大丈夫だから！･･･」

顔をグシャグシャにして、泣きじゃくる宏美。
落ち着かせるのに、かなりの時間を費やした。
覚悟はしてたけど、こんなに狼狽えるとは思わなかった。


宏美に 打ち明けない選択肢もあった。。。
黙ってマスターが消えればイイだけ･･･
でもソレは、お互いの秘密が増えると言う結果が存在する。。。
だから、あえて知らせない選択肢をチョイスする事は 止めようと思った。

離婚と言う考えが無い 幸太郎。
宏美から 三行半を突きつけられたら、ソレまでだけど･･･
マスターとしての自分を通し、宏美と関わる事で
解って貰える 理解して貰える。
そんな確証のない自信が あった。。。

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ソレからの夫婦は、幸太郎の希望のまま　収まるトコに収まった。
今までに無いほど、２人はお互いに向き合った結果だった。。。
幸太郎も宏美の浮気について言及もせず、２度とクチにはしなかった。

（ あっけない？）
元サヤに戻るなんて、有り得ない？
異例で 安易な夫婦かも知れない･･･・
思えば、今までの二人は、平穏に胡坐をかいていたのかもしれないし・・・

男と女、、、夫婦は他人の始まり･･･
夫婦の形は、夫婦の数だけあるんだとも思う。。。
でも、彼らは以前の彼らでも無く、少し成長したように
夫婦としての関係性も絆も、強くなったと思えてる。。。

ただ、マスターとの事だけは引きずり
今も、その延長線上にいる。(笑)

顔を見ながら、声を聞きながら
攻めて攻められ、宏美の喘ぎを聞く。

勿論、触れさせてくれることも無かったアナルは
時々、幸太郎のペニスで掻き回されているし。。。(笑)

アレから違った事は、宏美はマスターの幸太郎を攻める様になった。




宏美だけじゃない　幸太郎のアナルも開拓された。
幸太郎のアナルに、擬似のペニスが刺され
舌先は 握られたペニスの亀頭をくすぐられ･･･
亀頭からはダラダラと　糸を引くようにカウパーが垂れる。

ゆっくりと 擬似の細いペニスは、アナルの壁を擦り
動かす度に、幸太郎の声が漏れ･･･
ローションで濡れたアナルは、喘ぐ声と重なるようにヨダレを垂らす。

いつも、拘束されマスターの言いなりだった宏美は
幸太郎を甚振るようにも変化し 立場を変え、
２人で楽しむ SEXを満喫している。


『媚薬の罠』 にハマったのは･･･この二人。。。
罠のおかげで、夫婦で落とした　それぞれの欠片を見つけたのかも・・・


欲の出て来た幸太郎は･･･
新たな遊びを 模索していそうな雰囲気(笑)
幸太郎のシナリオで･･･
幸太郎の見ている前で、宏美を･･･

宏美と共に･･･
新たな悦びを･･････模索中。。。。





ーENDー

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