彼にメールした。。。


こんばんは･･･
元気？
もう･･･寝た？･･･


レス----何かあった？
　　　　「ううん。。。大丈夫･･･」
レス----今から、迎えにいくよ。。
　　　　「いいよ。来なくて･･･」
レス----俺は、逢いたい。。。行く。。。


そう言って、メールは途切れた。
アタシは、１人でいる事が、淋しかった。。。
彼じゃなくても、良かったのかもしれない･･･
でも、彼に連絡を取った。。。


ズルイ　アタシ。。。


彼は、いつも送ってくれる駅の近くまで来ていた。。
アタシは、彼に逢いに行った。。
家に上げることは、どうしても出来なかった。。。
遠彼が東京にくると、いつもココで･･･抱かれていたから･･･

アタシは、車に乗り込み、彼は何も言わずにエンジンをかけた。
アタシは走り過ぎる、街の明かりだけを目で追っていた。。。
１時間ぐらい、ドライブして　お台場に着き･･･
彼が言った。。。

「どう、落ち着いた？･･･」
「元々、落ち着いてるよ。。大丈夫って言ったじゃん。。。」
そう、強がってみせた。。。

彼は、「あいかわらずだなぁ･･･」って、頭を撫でた。。。
泣いてた･･･アタシ･･･
恥ずかしくて、情けなくて･･････。


涙の理由も聞かないまま･･･
彼は、両手で頬をおさえ、涙を拭いキスで拭いてくれた。
彼のキスは、優しくて暖かい･･･
気持ちが癒えていくようだった。。。


アタシは言った。。。
「ねぇ･･･抱いてくれない･･････。」

「･･････今夜は抱けないな･･･」
「でも、一緒にいてやるよ。」そう言って抱きしめてくれた。

夜明けまで･･･

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